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COLUMN
コラム
【初開催】仙台市でNKSセミナーを開催しました
東北ではじめての開催です
🔹 東北地方での拠点となる東北サービスステーションの開所(4月)に伴い、8月26日に仙台市でNKSセミナーを開催しました。
🔹 今回のセミナーには、医薬品製造会社の品質保証部門の方々、エンジニアリングの専門ではない管理職の方、現在キャリブレーションに携わっている方、これから携わる予定の方など、さまざまな立場の方々にご参加いただきました。
🔹 また、北海道や青森県など遠方からご参加いただいた方もおり、今回のテーマに対する関心の高さがうかがえました。
セミナー内容
テーマ : 医薬品・医療機器製造に求めるられるキャリブレーションの実践的アプローチ
第1部 キャリブレーションの実践的アプローチ
§1 キャリブレーション作業の必要性
§2 キャリブレーション作業の具体例(準備/復旧を中心に)
§3 キャリブレーション作業の注意点
§4 キャリブレーション管理のポイント
キャリブレーションの実務を担当されている方や管理職の方に向けて、作業や管理のポイントをご紹介しました。
第2部 ドキュメントの実例とケーススタディ
§1 ドキュメントの実例
§2 ケーススタディ
実際のドキュメントを見ながら、記載項目のポイントをご紹介しました。
ケーススタディでは、実際に起きた事例をもとに“気づき”を体験していただきました。
第3部 市場動向
フィールドで直接お客様に接している当社からキャリブレーションに関する市場の動向をご紹介しました。
NKSセミナーの特徴
ケーススタディ形式で実施
🔹 第2部「 実践ケーススタディ 」のケーススタディでは過去に実際に起こった事例をもとに課題に取り組んで頂き、 “気づき” を体験して頂きました。
🔹 「校正成績書」と「標準器の成績書」を見比べて、成績書をチェックする立場から間違い探しを行い、なぜ問題なのかを考えていただきました。両成績書はトレーサビリティを証明するうえで重要な関係性があります。
🔹 管理精度、校正日付、測定範囲など、確認すべき項目が多くあるため、2つの成績書を見比べることでその関係性の重要性に気づいていただけたのではないかと思います。
キャリブレーション市場の動向
🔹 第3部「市場動向」では、現場でお客様と接する当社の視点から、キャリブレーションに関する市場の動向をご紹介しました。
🔹多くの業種で「人員不足」や「人材育成」に関する悩みがあり、キャリブレーションにおいても同様の課題をお客様から伺っています。これらの課題に対して、当社が提供できるソリューションをご紹介しました。

大きな反響と、ご好評をいただけて大変うれしく思います
🔹 今回もQ&Aセッションやアンケートを通じ多くの現場のお悩みをお伺いしました。
<お悩みの一例>
・ キャリブレーション内容(ポイント、精度・判定基準・ドキュメント)の決め方
・ 有効期限(校正周期)の設定方法
・ 校正結果で精度外が発生した際の対応方法
・ 校正実施者の力量、資格制度、教育について
・ 計測器や標準器の管理方法
・ 校正委託先の評価方法(人手不足によるBPO検討)
見類似したお悩みに見えても、お客様ごとの状況は様々です。
お客様の課題に対し、お話を聞きながら解決策の提案など、”当社ならでは”のご支援を続けてまいります。
🔹 アンケート結果では、約95%のお客様から「役に立った」とのご回答をいただきました。
また、横河電機グループの製品・ソリューションを紹介したミニ展示会も、参加者の皆様から大変ご好評をいただきました。

ミニ展示会の様子
今後に向けて
🔹 弊社は今後もセミナーやメルマガを通じて、皆様のお役に立てる情報発信を行ってまいります。
🔹日頃抱えているキャリブレーションやバリデーションのお悩み解決に、NKSの「 無料オンライン相談会 」や「 メルマガ 」をぜひご活用ください。
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